ヨコモ YR-4
1993(平5)年 発売 同年購入
いわゆる、「泡」がはじけて、不況に突入し、社会での不穏な空気が表面化する中、10チームで、プロサッカーが発足しましたね~。
RCの分野では、スカイラインGT-Rを皮切りとした、ツーリングカーブームの只中。口火を切ったタミヤが、TA-02のアルファロメオ155V6TIへと、改良するや、京商は、EPスパイダー4WD。ヨコモは、YR-4を相次いで登場させました。その3台の中から、迷った末、私はYR-4を選びました。

選んだ理由は、「ヨコモ車ってどんな感じ?」から始まりました。
ドッグファイターに始まり、YZ-870Cなど、速いマシンを手掛ける印象で、当時のツーリング志向に乗って、YR-4の選択とあいなりました。
実は、私の初の4WD車です。それまで、2WD車だけでしたから、4WDを完成させられるか、不安の中作りました。なにしろ、1980年代の雑誌で、最初のRCカーに、上級なオプティマを買って、組み立てられずにラジコンやめたという投稿を、覚えていますから。慎重かつ身構えて作りましたね。

作ってみたら、意外にも解かりやすい構造で、すんなり完成しました。
では、走るのか?
4WDの要である、駆動系は、順調そのもので、自分で組んだのによく走ると、感動しました。
ただ、タイトセクションで、外へ出るしかなく、特性面でのアンダーステアではなく、構造面での柁角が 足りない状態です。
すぐに、ナックルのストッパーを斜めに削り、柁角を増やすことで、解決を見ました。
いいですね、4WD。しばらくの、間ロータス102Bとともに走らせていました。

時がたてば、新型が出る。
何でもそうですが、RCでも例にもれず、新型は出るものです。
3年後の1996(平8)年 主にバッテリーの移動に伴う改良を行った、YR-4IIが発売。
当時、新し物好きな私も、欲しかったのですが、安直に台数を増やしたくなかった。広告などで、シャーシ回りを見ると、パーツを入手してのコンバートができそうな予感がして、IIへのコンバートに着手。必要そうなパーツを選び、1つのパーツが合わない以外は、1回の買い物分で、作れました。

のちの機会に、そのパーツを買い、コンバートは完成しました。
そして、走らせると、コンバート前とは打って変わって、遅くてスピンしまくりの最悪マシンに変貌。
駆動ロスの対処は、できたのですが、コーナリング面の手だては見つからず。レースでもいいことなしで、保管対象に。
その後、ドリフトで数回使いました。しかし、リアのグリップがすぐに回復し、思うようなドリフトもできず。
まあ、その、コンバートするんじゃなかったというわけで、2010(平22)年に分解廃棄しました。
これが私の4WD1台目でした。
